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2015年2月18日 (水)

カロッツェリアCDLサイバードライブアカデミー③

第一回サイバードライブアカデミーその③

覚え書きMEMOです。

A_0044
ちょっと長いですが・・・
研究員質疑で一番活発に盛り上がったのは
VICS情報について
講師からは、「ここだけの話」もあったので
その部分は割愛していますが

個人的には知っている様であり実は深く気にしなかった事

VICS情報を作る為には、固定の場所にセンサーが付いている方式、
車が道路を通った事を感知する装置を使って計算
どうしても、その車がそこに滞留させられていると
次の感知器通らないので、わからない技術的な限界で、
過酷な渋滞が実は正確に反映されない事も
スマートループのプロープ情報は、その都度その都度
何秒かかって何メートル進んだかわかるので
通信さえできれば上がってくる

なので、てっきりスマートループ情報は、
VICS情報配信道路であっても、より正確なパイオニアの
スマートループ情報が優先されて渋滞案内されていると
勝手に思っていたが、実はそうでは無かったという事。

以降、覚え書のメモ (順は議題ごとくくりの為変えてます)

2009年から、リアルタイムプローブ
通信モジュールを使うナビにおいては
どこをどう走っているかという情報をサーバーに
アップロードしているそれをつかってリンクを
何秒で通過できたのか把握している
それを使って渋滞情報というのを作ってます

渋滞情報すべての道路に対して全部やっているのか?
というと実はそうではなくてVICSが配信している道路は
VICS情報使い VICSが配信できていない道路は
みなさんから送って頂いた情報を使って旅行時間を作って
渋滞情報を配信して、補い合っているという関係です

どの程度の補い程度かというと
VICS情報はだいたい120万キロ有る道路の内
8~9万キロ位配信されている。我々が配信出来ている道路と言うのは、
70万キロと有りますが、あくまで配信しうる道路と言うわけで
全部が出てる訳ではない、日々基本的には増えていっているんですけど
みなさんが車を使って走られるとその道路の距離が長くなる

勿論それは VICS情報が無い所を走った場合
それは、スマートループで補っていく

水色の順調表示が多く出ている (デフォルトではOFFになっている)
これが表示されていても意味が無いと言うのは、そのとおり

これが有る事で、少なくともこの道路を何キロで走ったと言う証拠が有る
証拠が無いとナビは、VICS情報が出ていない道路は
全部順調だと思ってしまう、もしくは順調だと思って
設定されている速度の情報を使って時間を計算してしまう
現実には、その道路は実は少し混んでいたりするかも知れなかったり
順調なんだけど道路ごとに、ちょっとずつ違う事情に応じて
旅行時間には少しずつ違いが有ります。
単純にその速度を使って計算したんでは誤差がでます
その誤差を減らすという意味が水色の破線には有るんですね
これが有る事で順調に走れているという事が情報として
使える事が、ルート探索にとって助かるという事です

順調に走てれいるというのは、一台サンプルが有るだけでも
ほぼそれが言いやすい、つまり順調に走れているって事は
障害が無かったという事、障害が無かったというのは
非常に証拠としては確からしい証拠

渋滞していて車が詰まっている時にはプローブ情報と言うのは
サンプリングと言って全ての車についている訳では有りませんので
部分部分しかわからない、何かに引っかかって
速度が遅くなった、これは確かにそうなのかも知れないんだけども
その人がたまたま遅く走っただけかも知れないし
タバコを買う為にちょっと駐車した、というのが混ざってしまう
今タバコの例はなるべく排除はしようとフィルタをかけています

*フィルタの関連説明
統計的には、平均値を見たり標準偏差を見たり
標準偏差っていう考え方がそこに適応される
標準からどれだけ異常に離れているかが統計の計算上出される
その数字を超えたものは異常値としてはじかれる
観測している事は速度だけですので
原因は見えないので推定するしかない

そのへんは考えているのがK氏
フィルタかけて不用意な情報は使わないと言う様に綺麗にするんですが
それでもどうしても残ってしまう、繰り返しですが順調というのは、
スーっと走れてますのでそういった情報は非常に有用性が高い
ですので一台でもみなさんから送っていただいた情報一台分でも使って
これを使って旅行時間を計算することが弊社以外のこう言う情報を
持たずに計算しているナビよりは圧倒的に知っている情報としては
有用な情報が多いという事で確からしいルートを引くことに貢献している

最後にまとめさせて頂くと
ルート探索というのは、最初の方でお話したアルゴリズムの善し悪し
というのが性能を左右すると言う側面が確かに有るんですが
最も性能を左右するのは、それに与える情報の質、質と量
もちろん量が多くても質が悪ければ駄目ですね
人間でも頭脳明晰な方に間違った情報を提供すれば間違った結論を導く

正しい情報を知っていればこそ、その能力が活かせるという所が有りますので
我々がスマートループを早くから手がけている意図と言うのは
ルート探索がナビの基本機能で一番重要な機能だと考えている中で
正しい情報知るには、やはりプローブ情報を使うのが一番いいかなと
VICS情報だけでは足りないという事で始めたという経緯があって
今みなさんに、お使いいただいていると言う状況

◆研究員質問
検索して実際に走行した情報(予実差など)などは
次回同じところを検索する場合に多少の反映(学習)されるのか?

【回答】
反映するとすれば、渋滞予測データの中に入る可能性が有り得ます
実際には、リアルタイムにVICSもしくはスマートループの渋滞情報
で配信されている時間が一番優先度が高い
鮮度!情報が古くなって行けば信頼性が落ちて行きます。
信頼性が、ある程度迄落ちた所からは、過去の統計データ
基本的には過去3年から5年間分の走行履歴から作った
この道路はだいたいこの位のスピードで走れるであろうと
ふうに言える時間帯別、曜日別、スマートループの一番高度な物なら
天気別!これは出来る機種出来ない機種有りますが天気予報も考慮して
雨の日のこの道路だったら、これくらいの時間過去かかってたね
という事が渋滞予測データの中に入っていて、そちらに反映されること
になるので、かなり間接的な形で反映される、
あくまでも自分の目の前の道路は基本的にはリアルタイムを使うので
その時にVICS情報なりプローブ情報が何秒だったって事が
一番支配的に効いてきてしまう

◆研究員質問
右折のコストは考えられているのか?

【回答】
(交差点を通過する車)右折をする車と、直進をする車、
集められて情報 両方含められています
右折で50秒かかった車、直進で30秒かかった車
全部足し込まれて 平均されてしまう
ですから 本来自分が 右折なんで 右折の50秒かかった実績が
一番ストレートに反映されるのが一番理想的なんですが
これが今反映出来無い技術的な問題がある

一番大きな技術的な問題はVICS情報がこの要件に
対応出来ていません、我々のプローブ情報では一応
知り得ます、この車がどう進んだと分けて集計すればいいだけです
これはプローブ情報使ってた方が有利
VICS情報は探知機を通過した車に対して何秒かかったか集計
右折した、直進したとか区別が出来ない

これが右折のコストを直接反映できていない
解決に向けて今検討しています

右折・直進・左折全ての進行方向別に旅行時間情報区別して持って
これを考慮出来ればより現実に近くなる

◆研究員質問
直接ドライバー側が
VICS情報を使うスマートループを使う
って選択肢は許されていないのですか?

【回答】
その見解は今はない、メーカーがそのように判断してやっている

◆研究員質問
表示上は、VICSの表示して ルート計算する時は
実際はスマートループで混んでるよっていう情報を
加味しただければいいのかなと思うんですけど
表示さえVICSに表示しておけば、実際の計算は
(機械の中の計算をスマートループ情報を参照していたとしても)
どうしているのか、わからないんじゃないですか?

【回答】
時と場合によればVICS情報では渋滞表示しているのに
ブローブでは順調だとした場合とすれば、渋滞に突っ込む
ルートに見える(見た目上)お客様にそれを信じて頂けるか?
という事も有りますし こそもクリアしないと

今出来ない最も根本的な事を言えば
渋滞情報を届ける箱は、ひとつしかない
そこにVICSの旅行時間か 我々の旅行時間かを
収めてお届けするので、どちらかしか届かない

◆研究員質問
VICS情報の方を優先して使えと言うのは決まりが有りますか?

【回答】
明文化はされていなんですけど

◆研究員質問
スマートループの方が(渋滞情報の)カバー範囲が広い!VICSは狭い、
スマートループの方が、ユーザーが信頼性がおける!
スマートループを使った方が良い訳ですよね
表に出す出さないはユーザーの判断でも メーカーの判断でもいいが
それを、VICSは使わなけれないけないの?

【回答】
現状は

◆研究員質問
FMアンテナ抜いちゃったらダメですか?
(FM VICS受けないように)

【回答】
通信モジュールでスマートループ渋滞情報そこには入ってきます
100% 実験的に自分の車ブローブだけで走った事ありますけど
FMと同じものがプラスアルファが飛んできますから
FM使う合理性はそういう意味ではあまり無い

トータルでどれくらいでセンサーやプローブで
速度がわかって渋滞情報になるか?
って言うのは興味あるかと思いますが
ケースバイケースで幅があるんですけど
プローブ情報に限ってしか言えないんですけど
7分から長くて20分

◆研究員質問
光ビーコンサービスはETC2.0に移行される事が決まってって
廃止される事がもう決まっていますが
あえて光ビーコン使わない方が正確だってことは有りますか?

【回答】
ビーコン使っていただいている方は
首都高速で簡易図形がわかりやすいですし
通信で来るのは5分おきだったりするんですが
ビーコンはその場で鮮度はいい

◆研究員質問
競馬場でメインレースを避けて早めに出た、
人が一斉に動く前で、道は空いている筈なのに
案内されたルートは、渋滞を回避する経路案内が出た!
実際渋滞予測された道は、スカスカだった

【回答】
リアルタイムな情報が使えないときは
渋滞予測データを使います
これを使われる基本的なルールは
自車位置から概ね一時間先以降は渋滞予測データを使います
自車位置から一時間まではリアルタイム
90日統計情報と言う 渋滞予測データに近いイメージの情報がある
プロープ情報が集められていない時に
リアルタイムな情報の代わりに90日間はこうだったよねという事が
サーバーから配信されるケースが有る
(曜日別時間別なるべく現況に近いであろうと思うものを拾い上げています)

皆さんお使いのナビ自分の位置から
30キロまで先はリアルタイムの情報が入っていますけど
そこから先は通信のデーター量の関係上全てが入ってこない
9メッシュ                      

   30Km
    リアルタイム
   一時間
リアルタイム
    自車  
     

これをいい解決手段がある これを全部サーバーで
計算してしまうとサーバーは全ての情報を知っていますから
将来はそういう方向に向かいます
将来そうなる前にこれを広げる事に投げかけるべきか
ローカルにみなさんの端末になるべく多くの情報を
届ける方向で考えるべきか? 
既に持ってるサーバーで計算して結果だけ送るのが
合理的なのか、ちょうど技術的な狭間にいます。

◆研究員質問
到着まで 残り11分なのに高速に誘導された
コスト換算で高速料金考えないとミスマッチなんじゃないですか?

【回答】
料金 実は高速料金は、コストに換算できていない
ETCと言う難しいETCの割引制度がコロコロ変わってきている
コロコロ替えられたがゆえに我々もそれに合うように
料金の計算の計算のアルゴリズムをとかデータを作りたいのは
やまやまなんですが落ち着いてくれないんです
作って出来た頃には制度が変わっているって事になりかねない

◆研究員質問
車輌情報で、車幅とか入力していると狭い道は、案内から
除外されたりしますか?

【回答】
今車両の車幅、車重の情報入れて反映されるのは駐車場
これは駐車場にそう言った制限が有る事が情報としてある場合

現状の地図データの中には道路の幅データは持ってます
ただ、非常に粗いんです、粗いのと、道路は当然長さが有って 
全区間同じ太さだったら非常にシンプルですが
狭い道路にかぎって良く有るのが、途中で電柱が出っ張ってたり 
塀が出るとか一時的に狭くなるという事が現実的によくある
これをデーターに忠実に反映すると膨大なデータ量になってしまいます
幅員何メートルという事を確認するだけでもとてつもなくお金がかかる
これを反映した情報をみなさんのナビに格納しようとすると
現状の現状のハードディスクの容量では足りない

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